インド伝統刺繡『Kantha』現代に繋がるサスティナブルな心



カンタ「Kantha」刺繍はインドのベンガル地方やコルカタ、バングラデシュで古くから伝わる伝統的な刺し子刺繍です。
この刺繍は日本の刺し子にとても似ています。
サリーやドーティなどを布状に戻し幾重にも重ねひと針づつ刺繍を施すことで新たな布として蘇らせたものです。カンタは=「刺す」を意味する言葉で地方によって様々な種類があり魅力を引き出しています。
古くからインドでは布に特別な力が宿っていると信じられています。普段から布を慈しむ考え方が定着しているインドだからこそ布を再利用するカンタが生まれ人々の間で育まれ、やがて家族の健康と幸せを願う想いが込められるようになりました。布を粗末にせず扱うインドの人々の心は廃棄を減らし資源を不可欠なものとして重んじる日本の刺し子に相似していると思います。
カンタ刺繡が生まれるインドの社会背景として
現在、急激な発展をしているインドではありますが外で働く機会が少ない農村の女性たちは日常生活の中で縫物も重要な仕事のひとつです。家庭で集めておいたサリーなどの織り生地から糸を引き出しその糸を用いて古布を繋ぎ合わせ布を刺繡します。全て手作業の工程はとても時間を要しますが丈夫で唯一無二の一点ものが出来上がる訳です。
カンタ刺繡の商品は、こちらからご購入もできます。
心に残る出会いがありましたら嬉しいです。*製品はすべて生地の段階で洗濯してから縫製しています。
